2024/11/09 16:09
夏にパリに仕入れに行ってきたのですが、エッフェル塔の雑貨がたくさんあってどれも本当に可愛い♪
エッフェル塔のデザインのアイテムはPassageでもとても人気があります♪
エッフェル塔の小皿。インテリアとして飾っておくだけでも可愛い♪
ご来店くださった、母娘のお客様
4歳くらいの女の子が、「東京タワーがいっぱい♡」と
お母さん「エッフェル塔って言うんだよ」と
娘さんは「???」
でしたがとてもほっこりと可愛いやりとりでした
確かにエッフェル塔を知らなかったら、絵になると東京タワーとしか思わないなと...
私も違いはそんなに詳しくわからないので
今更ですが、エッフェル塔と東京タワーの違いを軽〜く調べてみました。
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☆東京タワーとエッフェル塔はどちらも都市のシンボル的存在ですが、デザインや構造、建設目的が異なります。
1. 建設目的
エッフェル塔(1889年完成)
エッフェル塔は、1889年のパリ万国博覧会のために建てられました。当時の近代建築技術の象徴で、フランスの技術力をアピールするためのランドマークでした。東京タワー(1958年完成)
東京タワーは日本の復興の象徴として建設され、主にテレビ放送の電波塔としての役割を果たすために建てられました。東京が近代都市として発展していく象徴的な建物でした。
2. デザインと構造
エッフェル塔
高さは約324メートルで、全体が鉄骨で組み立てられた優美なアーチ構造が特徴です。細身で繊細な構造は、エッフェル塔をデザインしたギュスターヴ・エッフェルの設計思想を反映しています。東京タワー
高さは約333メートルで、デザインはエッフェル塔に着想を得ているものの、より太い支柱で構成されており、耐震性を強化しています。また、オレンジと白の塗装が施されており、航空法に基づいて航空機の安全のために配色されています。
3. 素材と構造的な違い
- エッフェル塔は鉄でできており、構造が空間的で優美な印象を与えます。軽量化と耐久性のために、格子状のデザインが採用されています。
- 東京タワーは鋼鉄が使われており、日本の厳しい気候や地震に耐えるためにより強固な構造になっています。
4. 観光と文化的な役割
- エッフェル塔は世界的な観光名所として、特にフランスのシンボルとして広く知られています。
- 東京タワーは日本国内での観光スポットであり、地域の象徴として、また日本の近代化を象徴するランドマークとして親しまれています。
5. ライトアップやイベント
両方とも夜間にライトアップされ、季節やイベントに応じた特別な照明演出も行われていますが、東京タワーは特に地域に密着したイベントライトアップが多く見られます。
このように、東京タワーとエッフェル塔は建設目的や設計思想に違いがありながらも、それぞれの都市の象徴として愛されています。
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ふむふむ
建設過程など詳しく調べればもっとあるのでしょうが、今回はこれくらいで簡単に。
異なる背景から生まれた2つの塔。それぞれの時代と国の精神が込められたこの美しい象徴。
エッフェル塔はパリのエレガンスさ洗練されたスタイルの象徴として多くのブランドがイメージを活用しており、
エッフェル塔をモチーフにファッションやアクセサリーに用いることが多いです
東京タワーは、伝統と現代が融合する東京のポップカルチャーや先端的なスタイルにも影響を与え、
鮮やかな赤と白が色彩豊かなデザインとしてストリートファッションに与えた印象も大きいかと思います。
モチーフにもよく使われているエッフェル塔と東京タワー、建築がファッションにも文化にも及ぼす影響は大きいのですね。
その反対もしかり。
この2つの塔が象徴するスタイルや美意識を感じることで、その土地ならではの文化、ファッションの深みを感じることでき、
新たな視点でそれぞれの背景を知り、ファッションに与えた影響なども楽しんでみるのもいいですね♪
Passageでは、直接パリで買付してきた、エッフェル塔モチーフのアイテムもあります。
是非、日常に少しのパリの香りを取り入れ、特別な魅力を感じてみてください。