フランスのパリでは、通りのあちらこちらにオシャレな下着ショップが軒を連ねる風景が見られます。
百貨店の下着売り場も日本に比べると格段に数が多く、取り扱っている面積も広いそう。フランスのパリは、世界のランジェリー好きにとって憧れの町といえるでしょう。
ランジェリーブランドの数が多い
まず、フランスには下着ブランドの数そのものが多いです。高級なブランドから、比較的手に入りやすい低価格の下着まで様々なブランドがあり、そのため年代も若い人向けから大人の女性の下着まで網羅。ランジェリーの種類についても、エレガントなものからカジュアルなもの、セクシー系やスポーツ系と様々なブランドの下着が揃っているため、たくさんの下着から自分に合ったお気に入りの下着を選ぶことができます。
フランスではランジェリー見本市が行われる
パリでは、毎年1月と7月にランジェリーや水着などを取り扱う世界的な見本市「アンテルフィリエール」が開催されます。
「アンテルフィリエール」は、下着関連の見本市の規模としてはなんと世界一。また、毎年1月には「国際ランジェリー展」も開催されるのです。
「国際ランジェリー展」は、ランジェリーの最新トレンドを示す一大イベント。世界中のランジェリーブランドが集い、その数は数百にわたるため、別名「ランジェリー界のパリコレ」とも言われています。
各ブランドがコレクションを披露する他、セミナーやショー、パーティーイベントなどが開催される盛大なイベント。ランジェリーのトレンドは毎年フランスのパリから発信されているのです。
ランジェリーブランドが水着を展開していることも
「アンテルフィリエール」で水着を扱っているように、ランジェリーブランドが水着を展開していることは決して珍しくありません。
百貨店のランジェリー売場、ランジェリー専門店などでは、春夏の季節になるとランジェリーと一緒に水着が店頭に並ぶことが多くなっています。
ランジェリーブランドはボディーラインを美しく見せる技術に優れているため、ランジェリーと併せて水着を展開していることが多いのです。
トップ(ブラジャー)とボトム(ショーツ)が別売りになっており、さらにデザインバリエーションが豊富なため、自分のサイズに合ったものを選べることも特徴。
フランスでは、水着は泳ぐためというより、ランジェリーと同様に、「ボディーを美しく飾るためのもの」と捉えられているのです。
フランスでのランジェリー文化の発展